変形性膝関節症:整体で改善する方法とは?
2024/06/19
変形性膝関節症は、加齢や過度の運動による膝の炎症や痛みが原因で起こる病気です。痛みや運動制限があるため、生活にも影響を与えることがあります。しかし、整体を受けることで症状を改善できる可能性があります。本記事では、変形性膝関節症について詳しく解説し、整体で改善する方法について紹介します。
目次
なぜ膝の痛みがなかなか取れないのか??
私が見てきた現状として、ほとんどの膝痛・変形性膝関節症に対する施術においてでは、「膝の痛み」にフォーカスしすぎてしまい、膝にしかアプローチしてないケースが多々あります。
・痛い膝に軽く膝まわりをマッサージ、電気を流すだけの整骨院、接骨院
・痛い膝を支えるサポーターやテーピング
・痛い膝をぐいぐい押してほぐすリラクゼーションマッサージ
・痛い膝に湿布や痛み止めの薬・ヒアルロン注射をする整形外科
・痛い膝への外科的手術
・痛い膝を伸ばすストレッチ
・痛い膝の周りを鍛える筋力トレーニング
痛い場所に対する施術を行うことで、膝痛・変形性膝関節症は多少改善するケースはあります。
ですが、その効果は長くは続かず、一時的であることがほとんどです。
または、痛い場所、痛い膝に対する施術を行うことで、痛みがかえって悪化してしまう場合も少なくありません。
そしたら、どのようにすれば膝痛・変形性膝関節症の方を改善することができるのか?
それはとても簡単です。
施術を行う前に「お客様ごとに、どこが痛みの原因なのか?」を正確に見つけることができ、そこに対して施術をしてあげることです。
「痛みの本当の原因」を見つけることができること、、、
それは膝痛・変形性膝関節症施術における根幹部分を指します。
それは、日常生活の中のお身体の使い方に起因していることがかなり多いです。
本当の原因に対して施術を行なわない限り、確かな結果に結びつくことはありません。
膝痛・変形性膝関節症を改善していく流れとして、どの場所に対して施術をするのか?その施術をどれだけの期間行うのか?
それは、どのような動きにより痛みが出てしまっているのか、そして、どこに痛みが出てしまっているのかがわかり、初めてわかります。
膝が痛いからいきなり膝を施術することはまずございません。
体のどの場所に施術をすればいいのか、「本当の原因」が分かってから、本当の施術がスタートします。
膝の痛みに対て、「膝」にとらわれすぎているからこそ、痛みが取れなかったのです。
変形性膝関節症とは何なのか?
膝痛・変形性膝関節症とは、膝の関節に過度な負担が繰り返しかかることにより、関節の変形、痛みが慢性化してしまっている状態です。
私が今までお聞きしたお客様の症状は…
・病院に行ってみたものの、「歳のせいですね、軟骨がすり減って膝が変形していますね」と言われ、湿布と痛み止めの処方だけ。
・何もしていなければ痛くないのだが、歩いていて体重をかけると膝に痛みがあって、立ち上がりや階段の上り下りが特に痛い。
・O脚になってしまっている。
・整骨院、整体、マッサージなどいろいろと通ってみたが、少しも良くならないので、再度病院に行くと、ヒアルロン注射をされ、その時は一時的に楽になる気がする。
「この膝の痛みは一生の付き合いなのかな」
そんなふうに諦めてしまっている方が、当院には沢山来院されます。
ですが、諦めれば済む問題では当然なく、実際は、
痛み止めや湿布、注射で膝の痛みをごまかすような生活が続いている。
筋力が落ちるから歩けと言われたため歩くようにしているが、年々悪化していて外出するのが億劫になってきている。
痛みがあるため趣味が楽しめない、できない。
病院では手術を勧められているが、手術はしたくない。
私があなたにこの場でお伝えできること、
それは「膝の痛みの根本原因は膝にはない」ということです。
実際膝の軟骨がすり減るといっても、軟骨には神経がないとされています。
実際症状があっても、痛みがそこから出ているとは限りません。
膝が痛い、原因は「痛みがある膝」にある。
そう執着しすぎた結果、あなたの膝痛・変形性膝関節症は根本改善されてこなかった可能性があるのです。
膝の痛みの原因は何??
その原因の多くは、膝の上下の関節、足関節、股関節、そして脛腓関節の動きの悪さが原因であることが多いです。
ここで重要なのが「運動連鎖」という考え方になります。
人間のどの動きでもそうなのですが、一つの動きに対して、一つの関節だけが動いているのではなく、体全体のいろいろな関節が、連動して動いています。
膝関節は、ドアの開け閉めの際に動いているヒンジのように、蝶番の動きは得意であるため、その動きだけできていれば痛みが出ることは少ないです。
しかし、足関節、股関節など、周りの関節の動きが悪くなってしまうと、膝に捻じれる動きが加わってしまったり、不自然な体勢で踏ん張ることが強制されてしまい、膝に本来かかることのない大きな負担がかかってしまいます。
これが繰り返されることにより、膝に痛みが出てきてしまうのです。
・膝の周りをマッサージする。
・痛い場所の周りに電気を当てる。
という施術で一時的に痛みが取れてもすぐに痛みが戻ってしまう理由もここにあります。
整体でどのように改善していくの??
先ほど述べさせていただいた「運動連鎖」をしっかりとできるようにすることが、一番の近道になります。
そのために、当院は3つのステップを行っております。
1検査
2施術
3セルフメンテナンス、生活指導
の3つです。
まずは、検査で、どこが痛いのか?どのような動きで痛みが出てしまうのか?
ということを見させていただいたうえで、
どこの関節の動きを改善すればいいのか、筋肉を緩めてあげればいいのかを検査していきます。
そのあと、検査で分かった痛み、動きの悪さの原因になってしまっている筋肉に対して、当院の運動連鎖、トリガーポイント施術を組み合わせた、「KTRテクニック」を用い、緩めさせていただきます。
さらに、当院では、ただ緩め、痛み軽減させ終わりではありません。
その原因である関節、筋肉を緩めるためのセルフメンテナンス、
どのような動きにより硬さ出てきてしまったかの、日常生活指導を行っております。
最終的に、もちろん関節の硬さ、筋肉の硬さもそうなのですが、それが出てきてしまう原因は日常生活の中に潜んでおります。
そこを改善させることにより、その場限りではなく、痛みが出ない体づくりを目指していきます。
当院をぜひ、長年悩まれた膝の痛みを解消するきっかけをにしていただければと思います。